ビットコインは、仮想通貨の筆頭となるサービスですので仮想通貨を投資を行う方は動向を必ずチェックしておきましょう。
2021年9月20日には中国の大手不動産会社「中国恒大集団」の債務に関して、金融市場に不安が広がり、1BTCは約548万円まで下落。
しかし、その後目覚ましい価格上昇を見せ2021年11月9日には1BTC約770万円まで到達し最高値を更新しました。
しかし、2022年夏には半年間で半値水準となる300万円割れを経験し、再度大きな話題となっています。
2022年10月2日現在の価格は約¥2,794,939です。
この記事では、ビットコインの値上がりの要因から、今年の相場の見通しまでわかりやすく解説します。
これからビットコイン取引、仮想通貨取引を行おうと思っている方は是非最後まで読んでみてください。
記事のポイント
- ビットコインは大きな値動きがあるが基本値上がり基調
- 半減期の価格変動やEFTによる値動きに注目
- プロの予想としても値上がりする予想が多い
- ビットコインは「国内取引所」で取引可能
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【速報】ビットコイン(BTC)最新ニュース
ここではビットコインに関する重大ニュースについて取り上げていきたいと思います。
今後の価格動向に影響を与える可能性のある情報も取り上げていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
2022年8月末:休眠状態だったビットコインの大量移動
ビットコインのツールを提供するLookIntoBitcoinの創設者は、8月29日に休眠状態だったビットコインの大量移動があったと発表しました。
その額約5000BTC(140億円相当)となっており大きな話題となっています。
移動されたビットコインは7~9年前に発行されたもので、これまで取引が行われていなかったという発表です。
今回のような大規模な移動は過去に6回ほどしか起きていないと言われており、機関投資家によって移動が行われたものと考えられています。
今回のような古くに発行されたビットコインの大量移動は、今後の値動きに大きな影響を与える懸念があると考えられています。
2022年8月:パウエル米FRB議長による利上げ継続示唆
2022年8月にパウエル米FRB議長は、米ドルの利上げを継続する方針を発表しました。
2022年より段階的な利上げを行ってきた米ドルでしたが、年後半に連れて金利引き上げにストップがかかると懸念されている状態でした。
米金利の上昇は、ビットコインのような仮想通貨市場にも影響を与えるもので、現に2022年は米金利の影響により、仮想通貨全体での下落が続いています。
そんな中、今後も利上げ継続の指針が出たことで、ビットコインを含む仮想通貨全体で一時的な下落を記録しています。
それまで300万円台まで回復していたビットコインも270万円台まで価格を下げる形となりました。
2022年6月ビットコイン急落、半年間で半値へ
2022年5月には、ビットコインを含むほとんどの仮想通貨で大きな下落に見舞われました。
2021年に最高値である700万円を更新したビットコインでしたが、今回の暴落で300万円台を割る記録的な下落幅を更新中です。
世界全体での金融市場に不安や懸念が広まっており、その波が仮想通貨市場にも訪れたと言われています。
下落要因
・要因①FRBによる段階的な利上げの思惑
・要因②中国の新型コロナ感染再拡大に伴うサプライチェーンの混乱
・要因③ロシアのウクライナ進攻による欧州経済を巡る懸念
・要因④世界同時株安による投資家心理の不安定さ
デリバティブ市場では24時間以内で約1000億円ものロスカットが発生する事態となっており、仮想通貨だけでなく金融市場全体で大きな混乱を招いています。
しかし、2022年7月には一時的な反発も見せており、反発の要因は相場の懸念後退によるものと考えられています。
しかし、米国を中心とした金融市場の影響は強いとみられており、今後も予断を許さない状況が継続している状況です。
中央アフリカ共和国がビットコインを法定通貨に採用へ
2022年4月には、中央アフリカ共和国にてビットコインが法定通貨に採用されるといった報道がありました。
AFP通信の報道によると、中央アフリカの大統領であるアルシャンジュ・トゥアデラ大統領が、仮想通貨使用の規制枠組み確立をする法案に署名をしたとのことです。
既に中央アメリカのエルサルバドルという国では、ビットコインを法定通貨として採用しています。
両国ともに、国民のほとんどが銀行口座を持てていないという共通点があり、データとして送金・決済が可能なビットコインのメリットを最大限に活かせるとの考えと言われています。
ただし、仮想通貨特有の価格変動に関する懸念は多く、IMF(国際通貨基金)がエルサルバドルに対して、ビットコインの法定通貨使用を廃止するよう求めていました。
中央アフリカでのビットコイン採用は、まだ確定ではありませんが、採用されれば更に大きな話題となる事でしょう。
中央アフリカは、その後政府主導での仮想通貨参入を続々と表明しています。
- 2022年7月:独自通貨「サンゴ・コイン」をローンチ
- 2022年6月:鉱物資源トークン化を計画
ロシア中銀が仮想通貨使用とマイニングの禁止を提案
2022年1月20日には、ロシア中銀が仮想通貨使用とマイニングの禁止を提案したことが話題となりました。
ロシアは世界最大の仮想通貨採掘国ですが、今回の報道を受けてビットコインが7%あまりの下落を記録しています。
2020年にロシアではビットコインやその他の仮想通貨に法的地位を与えていましたが、国内でのデジタル通貨使用と生成が拡大している現状に懸念を持っていました。
ビットコインの不安定な価格変動がロシアの通貨主権に影響を与えるとの考えから、仮想通貨使用とマイニング禁止を提言したとされています。
しかし、2022年現在ではロシアでの仮想通貨取引は制限されておらず、商品やサービスなどの決済に用いられることが違法とされています。
2022年4月にロシア財務省は、仮想通貨の包括的規制法案を提出(参考:ロシア財務省、仮想通貨の包括的規制法案を提出)して規制の緩和を進ていく方針とされています。
しかし、既にロシアはウクライナへの軍事進攻により世界各国から仮想通貨での規制を受けているため、仮に規制緩和されたとしてもあまり意味をなさない可能性もあると指摘されている現状です。
【2022年10月】ビットコイン(BTC)/仮想通貨の現在の価格と動向
ビットコインは、2021年4月まで毎月最高値を更新していましたが、5月から7月にかけて相場の調整が入りました。
8月に入ると再び急騰を見せ、一時期約550万円まで回復したものの、2021年9月7日には一晩で約17%下落を経験。
それに追い打ちをかけるかのように、2021年9月20日には、中国の不動産大手「中国恒大集団」が経営難に陥っていることをうけて、金融市場に不安が広がりました。
一部のアナリストの中には、「中国版リーマン・ショック」を危惧する声もありましたが、2021年10月1日には一時10%近く価格が上がるなど、ビットコイン市場の上昇傾向が強まっています。
この上昇の背景には、米国のビットコイン先物ETFが10月19日にスタートしたことや、年金基金による投資、FRBをはじめとしたヨーロッパの中央銀行が利上げに対して慎重な姿勢を見せていることなど複数の要因が絡んでいたと考えられます。
2022年に入ってからは価格が停滞していましたが、2022年5月にはTerra(LUNA)の騒動をはじめとし、世界全体での金融市場が混乱状態に陥ったこともありビットコインも大幅な下落を記録しています。
ますます目が離せないビットコイン市場ですが、2021年は以下のような出来事で相場が大きく変わりました。
- テスラ社のビットコイン購入発表
- カナダでのビットコインETFの承認
- テスラ社のBTC決済の停止
- 中国におけるビットコインマイニングの禁止
- エルサルバドルでのビットコイン法定通貨化
- TwitterのCEOがサービスにビットコイン導入を示唆
- 米国でBitcoinの先物ETFの取引開始
ビットコインは2021年の1月から4月まで毎月のように最高値を更新し、4月には1BTC700万円にまで迫りました。
しかし、2021年の5月より相場環境が大きく変わり下落相場が続きました。
年月 | 平均価格 |
---|---|
2021年1月 | 約430万円 |
2021年2月 | 約600万円 |
2021年3月 | 約670万円 |
2021年4月 | 約700万円 |
2021年5月 | 約640万円 |
2021年6月 | 約450万円 |
2021年7月 | 約460万円 |
2021年8月 | 約550万円 |
2021年9月 | 約570万円 |
2021年10月 | 約760万円 |
2021年11月 | 約770万円 |
2021年12月 | 約560万円 |
2022年1月 | 約450万円 |
2022年2月 | 約480万円 |
2022年3月 | 約510万円 |
2022年4月 | 約490万円 |
2022年5月 | 約380万円 |
2022年6月 | 約270万円 |
2022年7月 | 約300万円 |
2022年8月 | 約290万円 |
2022年9月 | 約280万円 |
2022年10月現在は1BTC280万円前後で推移を続けています。
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ビットコイン(BTC)/仮想通貨の今後の見通し・予想
ビットコインの今後の見通しとしては、特に以下の点に注目が集まっています。
今後の注目
- ビットコイン(BTC)決済の拡大
- ビットコインETFの承認
- ビットコイン(BTC)の半減期による価格変動
- ライトニングネットワークの実装によって利便性の拡大
それぞれの項目について、詳しく解説します。
ビットコイン(BTC)決済の拡大
日本ではまだまだ少ないものの、特にアメリカではビットコイン決済が拡大中です。
アメリカの大手取引所であるCoinbase(コインベース)が、ギフトカードサービスのWeGiftと提携を実施していますが、これによって120種類のギフト券がビットコインで購入可能となりました。
普段の生活にも根付いており、ビットコインATMというものがアメリカの街角に増えている事実もあります。
また、6月14日には、停止していたテスラのビットコイン決済の再開条件がElom Musu氏のツイートによって発表されました。
ツイートによると、マイニングのクリーンエネルギーの使用が合理的な水準(〜50%)だと確認されれば、取引が再開されます。
現在もクリーンエネルギーの使用が推進されているビットコインですが、普及次第でテスラのBTC決済再開の可能は高いと見られます。
このように、身近な存在になりつつあるビットコインは、ビットコインの需要が増加することで、価格上昇の要因となる可能性が考えられるのです。
大型アップデート「Taproot」の実装
2021年11月14日にはビットコインの約4年ぶり以上となる大型アップデートである「Taproot(タップルート)」が行われました。
このアップデートは、2017年に行われたSegWit以来となっており大きな注目を集めています。
このアップデートによって、ライトニングネットワーク(送金方法の一つ)の改善やスマートコントラクト機能の拡充が実現されると言われています。
また、「Taproot(タップルート)」によるメリットは主に以下の二つであるとされています。
Taproot(タップルート)のメリット
- プライバシー機能が改善される
- スケーラビリティ(拡張性)が向上する
まず一つ目のメリットとして挙げられるのが、プライバシー機能が向上することです。
これは、「Taproot(タップルート)」によりトランザクションが複雑なのか、それとも簡単なのか区別することが難しくなることによって、より安全に取引することが可能になるというものです。
二つ目のメリットとして挙げられるのが、スケーラビリティ(拡張性)が改善されるというものです。
従来より、ビットコインはスケーラビリティ問題と呼ばれる課題に直面していました。
ビットコインのブロックのサイズの上限が原因となって引き起こされるものであり、ビットコインを送金する際の手数料が高騰したり、取引の際の処理が遅くなってしまうなどの問題を指しています。
しかし、今回のアップデートによってデータの容量が小さくなり、それによって手数料が削減、さらにはビットコインの送付が遅れてしまうことを抑えることができると言われています。
2022年9月現在は、「Taproot(タップルート)」の実装が行われてから日が浅いこともあり、今後の動向に注目が集まっています。
ビットコインが国の法定通貨になる
2021年6月9日に中南米のエルサルバドルで、ビットコインを国の法定通貨とする法案が可決されました。
この出来事は、ビットコインの歴史的な1歩として世間を大いに賑やかせました。
法案が可決された時は、相場も大きく影響し下落トレンドから一気に上昇トレンドに転換しました。
実際に、2021年9月7日にエルサルバドルではビットコインが法定通貨化され一人当たり30ドル相当のビットコインが「CHIVO(チボ)」と呼ばれる電子財布を通して配布されました。
しかし、その同日にビットコインの相場は約17%もの下落を経験し、エルサルバドルにとって前途多難なスタートとなってたと言われています。
しかし今後、エルサルバドルが前例を作ったことで、他の国もビットコインを法定通貨とする動きがある可能性は大いにあります。
現に中央アフリカ共和国では、ビットコインを法定通貨にする動きが高まっている状況です。
そうした出来事の度に、ビットコインに資金が集まり相場が上昇することも考えられるでしょう。
ビットコインETFの承認
ETFとは、上場投資信託(Exchange Traded Fund)のことを指します。
ビットコインETFは、ビットコインで運用されるファンドであり、そのファンド持ち分が金融市場で取引できるようになりました。
カナダでは既に数種類のビットコインETFが承認されています。
今後他の国でも追従してビットコインETFが承認される可能性があり、アメリカのSECでの承認が決まると相場に大きく影響すると見られていました。
ただし、ビットコインETFの承認によって市場規模が他の金融商品によりも小さいビットコインの価格操縦が危惧されており、次々と承認されるという動きにはなっていません。
アメリカで実際にビットコインETFが承認されると、投資資金が一気に仮想通貨市場へ流れ込むと予想できますので価格上昇が期待されていました。
実際、2021年10月19日には米国初となるビットコイン先物ETFがニューヨーク証券取引所で取引開始され、その際もビットコインの価格は上昇を見せました。
ビットコイン(BTC)の半減期による価格変動
ビットコインでは、新規発行はマイナーによるマイニングによって実施されています。
マイニングとは?
ハッシュ関数という数式にランダムな任意の数字であるナンスを代入しコンピューターに計算をさせる行為です。
マイニングを行うマイナーは、計算結果であるハッシュ値があらかじめ定められた難易度(閾値)より小さくなるようなナンスを探します。
マイニングに成功した(正しいナンスを一番最初に見つけた)マイナーに対して、報酬として新規発行されたビットコインを提供しているのです。
この新規発行されるビットコインの数量について、21万ブロックが生成されるごとに半減する仕様となっており、半減するタイミングのことを半減期と呼んでいます。
マイニングによるブロックの生成は約10分に1回成功するように計算の難易度が自動調整されています。
半減期21万ブロック×約10分の間隔となり、は約4年に1回のタイミングで訪れます。
半減期が訪れると新規の通貨発行量が減少するため、希少性が高くなり価格が上昇する傾向があります。
実際に過去3回の半減期が発生しましたが、いずれもビットコインの価格が上昇する動きを見せました。
2020年5月に3回目の半減期を迎え当時のレートで1BTC=約90万円〜100万円で推移をしていましたが、2021年5月のレートは1BTC=約300万円〜440万円となっているため約5倍にまで価格が伸びているというデータがあります。
半減期と価格の関係
2020年の半減期から1年ほどで、価格が5倍にまで成長している。
次回の半減期は2024年になる見込みですが、半減期にも注目して取引したいものです。
ちなみに、マイニングを行うマイナーへの報酬はBTCベースでは半分となっていますが、日本円建てで価格が6倍になっているので「0.5*6=3倍」となり年間でマイナーへの報酬は約3倍にまで増大しています。
そのため、世界中でマイニングが盛んに行われているというのが現状です。
ライトニングネットワークの実装による利便性の拡大
ライトニングネットワーク(LN)とは、ブロックチェーンの外部で取引を行うオフチェーン取引によって、ビットコインの送金速度の向上や少額決済に対応した安価な送金手数料を実現するために開発された送金方法です。
ライトニングネットワークでは、取引にかかる速度と費用が改善されて 1 円に満たない額の暗号資産を取引するマイクロペイメントが実現すると言われています。
ビットコインでも、ライトニングネットワークの実装によって取引の幅が広がる可能性が考えられ、より活発的な取引が行われて価格変動の要素になると見られています。
ビットコインの実用化に向けて、着々と準備は進んでいる状況です。
実社会に浸透していくにつれて、ビットコインの価格上昇にも期待がかかるでしょう。
2022年以降のビットコイン(BTC)の価格予想
続いて、プロのアナリストやアンケートによる2022年のビットコイン価格予想を紹介していきます。
ジェネシス・マイニングよるビットコイン予想
ジェネシス・マイニングは、仮想通貨マイニング企業の一つです。
そのジェネシス・マイニングが、「ビットコイン投資家予測2020」という新しい調査結果を発表しました。
これは、2020年11月にアメリカのビットコイン投資家1,000人を対象として実施されたアンケート調査がベースです。
調査結果としては、回答者の約18%の方がビットコイン価格は今後10年で5万ドルを超えると予測しました。
実際に、2021年には1BTCの価格は一時700万円を超えました。
2022年後半以降もこの上昇基調が続く見込みと考えている方が多いようです。
ゴールドマンサックスによるビットコイン予想
アメリカの大手金融機関ゴールドマンサックスでは、今後5年間でビットコインが10万ドルに達するとの見解を示しています。
ビットコインは2022年10月時点で約2万ドルほどの価格で推移していますが、約2倍以上も価値を上げるという強気の見解です。
上昇の背景には、デジタル資産がより広範囲に採用される過程にあるとしています。
金のような貴金属から市場シェアを奪い、新たな金融資産として成長するとの主張です。
クラーケンCEOによるビットコイン予想
アメリカを拠点に運営している暗号通貨取引所クラーケン(Kraken)のCEOジェシー・パウエル氏は、2022年のビットコイン価格は大幅下落する可能性について示唆しました。
年明けの冬の間に、4万ドルまで下落するとの予想です。
しかし、「多くの方が4万ドルまで下落した時が買い時と考えている」との発言から、長期的な上昇の期待はあるとの認識を示しています。
相場の先行きを予測するのは難しいとしながらも、長期的には強気の姿勢を崩していないとの主張です。
しかし、10月現在のBTC価格は約19,000ドル。日本円で約2,807215円になります。
ネガティブなファンダメンタルやTerra(LUNA)騒動によって、ジェシー・パウエル氏の予想よりも大きく下落しています。
ですが長期的に見るとこれから間違いなくビットコインは高値を更新していくとみられているので格安の値段で購入できるといえるでしょう。
2022年のビットコイン(BTC)の価格予想振り返り
ビットコインは仮想通貨の中でも多くの方が注目している通貨です。
プロのアナリストなどが、価格予想を繰り広げていますが、ここでは2021年の代表的な2つの予想を振り返ります。
Fundstratアナリストのトム・リーによるビットコインの為替予想
Fundstratのアナリストとして有名なトム・リー氏によると、ビットコインは大きく上昇した2020年に、引き続き2021年にはさらなる上昇を見せると予測していました。
トム・リー氏の発言を要約すると、以下のようなコメントを残しています。
トム・リー氏コメント
- 2021年は2017年によく似ており、ビットコインは2020年よりも2021年の方が良くなり4倍になる可能性がある
- 2021年はビットコインはさらに300%上昇するだろう
- 放物線を描いて上昇する
非常に楽観的なコメントを残していました。
しかし、5月16日のテスラがビットコインの決済中止を発表した際には「ビットコインにネガティブな印象を持つ」とはせず「今後、効率的にマイニングが行われるための議論が活発になるための良い機会になるのではないか」と述べました。
そのため、まだ楽観姿勢は崩れていないと考えられます。
仮想通貨投資会社ファウンダーのノボグラーツ氏の予想
仮想通貨投資会社ギャラクシー・デジタルの創業者マイケル・ノボグラーツ氏は2021年2月、ブルームバーグへ「ビットコインが年内に2倍以上の10万ドル(約1052万円)に上昇する」と予想を発表していました。
この予想は、この記事で解説したビットコインによる支払いの拡大が背景にあります。また企業のビットコインによる資産保有が盛んになるとの見方も示しています。
また、2021年5月17日のマスク氏の発言を受けた暴落を受けて「ビットコインだけでなく、金市場やYouTubeも同じく電力を消費している」として消費電力問題がビットコインだけのものではないといった旨の問題提起を行い、SECのビットコイン承認により2021年は更にビットコインの価格上昇が訪れるのではないかと期待をした予測です。
大きく上昇する可能性があると考えられていましたが、結果的には2万ドル内で推移する結果となりました。
ビットコイン(BTC)の買い時予想
では、ビットコインの買い時を予想していきます。
テクニカル分析
ビットコインの価格を分析する指標としてハッシュリボンという指標がよく使われます。
ハッシュリボンとは?
-
ビットコインのハッシュレート(マイニングの速度を表すもの)を基に算出しているビットコイン専用のインジケーターのこと。
-
買いシグナル・売りシグナルが分かる指標とされ、過去に15回点灯した買いシグナルのうち13回で価格が上昇していると言われている。
過去の的中率が高く、マーケットからも非常に注目される指標になります。
過去のチャートを見てもHash Ribbonsが点灯し始めた頃が価格の大底になり、その後上昇しているのがわかるかと思います。
必ずしも価格の上昇を的中させる指標ではありませんが、この指標がマーケットに影響を与えると予想されます。
ファンダメンタル分析
コロナ禍でDXが加速している中で、ビットコインの通貨としての地位は向上すると見られています。
また、主要国・企業のデジタル通貨容認によって、ビットコインの通貨としての地位はさらに上昇する見立てもあります。
今後も新型コロナウイルスの影響が続くのは間違いない中で、多くの方が価格上昇すると見ていることから、買い時としては価格が下がっているタイミングに行うのが良いのかもしれません。
ビットコインの買い時予想
- DXの推進によってデジタル通貨の価値が向上する可能性!?
- 多くの専門家が価格について楽観的な展望を示している
- 国や企業などからの認知や利用も盛んになっている
- 2023年はさらに上昇する可能性もある
実際にニュースが流れてきた時点で購入しても相場は折り込み済みになりますので、相場上昇を期待する方は今のうちの口座を保有しておくと良いでしょう。
また、10月現在、ビットコイン価格は急激に下落しています。
下がっているタイミングで買っておくという戦略を取りたい方は、良いタイミングかもしれません。
コインチェックではアプリから気軽にビットコインを取引することができますので、まだ口座を保有していない方は公式HPをチェックしておきましょう。
ビットコイン(BTC)/仮想通貨を購入できるおすすめ取引所
ビットコインは、日本の取引所でも多く取り扱っています。
特に最適なのが、以下の取引所です。
おすすめの仮想通貨取引所
- Coincheck(コインチェック)
- bitFlyer(ビットフライヤー)
- Huobi Japan(フォビジャパン)
- bitbank(ビットバンク)
それぞれの取引所について、詳しく解説します。
より詳しく見たい方はこちらのおすすめの仮想通貨取引所の紹介記事を参考にしてください。
あわせて読みたい
また、ビットコイン(BTC)の買い方や購入方法も詳しく解説しています。
Coincheck(コインチェック)
名称 | Coincheck(コインチェック) |
公式サイト | コインチェックの公式サイト |
取り扱い銘柄数 | 19銘柄 |
最低取引額 | 500円 |
提供サービス | 仮想通貨販売所 仮想通貨取引所 CoinCheckつみたて 貸暗号資産サービス |
Coincheck(コインチェック)は、19銘柄を取り扱う取引所です。
様々なアルトコイン投資ができることに加え、取引画面が非常に使いやすいので、初心者の方にも最適。
CoinCheckつみたてや最大年率5%の貸暗号資産サービスなど、魅力的なサービスが満載です。
また、スマートフォンアプリが用意されていて、とても使いやすいものとなっています。
さらには、オリジナルのCoincheckでんきでは、既存の電力サービスより1〜7%電気料金がお得になったり、ビットコインでの支払いも可能です。
裁定取引額が500円と、すぐに始めることができるのも良いですね。
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bitFlyer(ビットフライヤー)
名称 | bitFlyer(ビットフライヤー) |
公式サイト | bitFlyerの公式サイト |
取り扱い銘柄数 | 17種類 |
最低取引額 | 100円 |
提供サービス | 暗号資産販売所 暗号資産取引所 bitFlyer Lightning |
ビットフライヤーは主要国内仮想通貨取引所のうちの1つです。
15種類もの通貨を取り扱っており、ビットコインでレバレッジ取引をすることも可能。
100円から始められ、スマホアプリで取引することもできるので初心者の方もスムーズに始められるでしょう。
定番の取引所ですので、ぜひこの機会に公式サイトをチェックしてみてください。
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Huobi Japan
仮想通貨取引所名 | Huobi Japan(フォビジャパン) |
---|---|
最低取引数量 | 2円~ |
出金手数料 | 330円 |
手数料 | 無料 |
入金手数料 | 銀行振込:振込手数料/クイック入金:振込手数料お客様負担/コンビニ入金:振込手数料お客様負担 |
送金手数料 | BTC:0.0005BTC/XRP:0.10XRP/ETH:0.007ETH |
取り扱い通貨 | 14通貨 |
Huobi Japanのおすすめポイント
- フォビトークンを持っていると取引手数料が安くなる
- セキュリティ性能が高い
HuobiJapanは、「フォビトークン(HT)」という取引所オリジナルの通貨を取り扱っています。
フォビトークンは単に売買による差益を狙えるだけでなく、保有量に応じて取引所(板取引)での取引手数料が安くなるというメリットを有しています。
なお、フォビトークンによる取引手数料割引ランクはLV.1~LV.8まであり、最大で92%まで手数料が割引されます。
Huobi Japanを手掛けるHuobiグループは、2019年に第三者機関(ICO Rating)からセキュリティ世界最高水準のお墨付きを受けており、その技術を用いているHuobi Japanも高いセキュリティ性能を誇ります。
- コールドウォレット(オフラインのウォレット)で、ユーザーの仮想通貨を管理
- マルチシグを採用して、秘密鍵を複数カ所に分散管理
- 不正アクセス防止のために、二段階認証を採用
これらのセキュリティ技術が用いられてます。
bitbank
名称 | bitbank(ビットバンク) |
対応サービス | 取引所 販売所 貸仮想通貨 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 550円(3万円未満) 770円(3万円以上) |
取引手数料(取引所) | メイカー:-0.02% テイカー: 0.12% (一部銘柄を除く) |
取引手数料(販売所) | 無料(スプレッド負担) |
対応銘柄(取引所) | 31通貨ペア |
対応銘柄(販売所) | 18銘柄 |
貸仮想通貨 | 18銘柄(最大年率3%) |
公式サイト | bitbank(ビットバンク)の公式サイト |
bitbank(ビットバンク)は、2014年の5月に設立された取引所です。
2018年には国内でNo.1の取引高(※2021年 CoinMarketCap調べ)を記録しており、取引量の多いトレーダーが数多く利用していると推測できます。
また、対応銘柄全てで仮想通貨のレンディングサービスを提供しており、年率は最大3%とかなり高くなっています。
また、取引所における売買手数料もメイカー側になると、手数料は発生せず、0.02%もの報酬を受け取ることができます。
ビットバンクは国内トップの現物取引量を誇る上、今まで顧客情報や資産の流出がありません。
セキュリティが重要視される暗号資産取引所において、ビットバンクのセキュリティは人気の要因となっています。
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ビットコイン(BTC)は今後暴落する可能性
近年、ビットコインは新たな金融資産としての認識が強まっている傾向にあります。
2021年の1月は、アメリカ大統領選に加え上院下院も民主党の勝利となる、いわゆるトリプルブルーが派生しました。
これによって、米ドルが1月6日の102円半ばから反転に転じて、11日には104円半ばまで上昇したのです。
これが、ビットコイン暴落のきっかけとなりました。
現在では、ビットコインは米ドルの対義語のような存在となっており、急上昇してきたところでの久しぶりのドル高だったために、ビットコインを売るには十分な材料になったのでしょう。
2022年に入ってからは、コロナショックを機に低金利政策を進めてきたアメリカが3月、5月と2期連続の利上げを実施しています。
当たり前のように米ドル高の流れが加速しましたが、同タイミングの5月にはビットコインの価格が暴落する事態へとつながりました。
ビットコインは法定通貨に比べて流通量や保有者が少ないため、様々な要因に影響を受けます。
上昇する際は、仮想通貨全体での期待感、または主要人物の発言などが大きく影響します。
また、タップルートのような大型アップデートの進展も価格上昇に繋がる要因と考えていいでしょう。
それと同時に、世界的な経済不安や懸念が生まれれば、2022年5月~6月のような暴落リスクが生じるものです。
ビットコインの取引では、上記のような急落・上昇が繰り返し起こる傾向にあります。
仮想通貨取引には十分に情報を収集して意思決定を行っていきましょう。
ビットコイン(BTC)以外の主要仮想通貨の今後・予想
ビットコインだけでなく、他の通貨についても動向が気になるものです。
主なビットコイン以外の仮想通貨の今後の見通しについて解説します。
【2022年】イーサリアム(ETH)の今後の予想
通貨名 | イーサリアム(ETH) |
現在レート(2022年9月30日現在) | ¥192,389 |
時価総額(2022年9月30日現在) | ¥23,228,610,141,196 |
購入可能な取引所 | CoinCheck(コインチェック) |
レバレッジ取引可能な取引所 | Huobi Japan |
公式ホームページ | https://ethereum.org/ja/ |
イーサリアムは、ビットコインとビットコインの次に大きな時価総額を誇り双璧をなす存在です。
2020年から2021年にかけて新しい仮想通貨のファイナンスであるDeFiの影響によりベースとなっているイーサリアムはかなり注目されました。
実際に今年は最高値を次々に更新し、ビットコインとは違う値動きを見せる場面も。
また、ビットコインは電力消費による環境問題が懸念されていますが、イーサリアムはビットコインの1割以下の消費量です。
イーサリアム財団のCarl Beekhuizen氏はブログで、電力消費を99%以上削減する仕組みへの移行を発表したことから、2022年にはさらに注目されているのです。
間違いなく今年はイーサリアムが成長していると実感できますので、取引検討のアルトコインとしておすすめできます。
イーサリアムの今後の見通しについても解説しているので、合わせてチェックしてみてください。
【2022年】リップル(XRP)の今後の予想
通貨名 | リップル(XRP) |
現在レート(2022年9月30日現在) | ¥69.96 |
時価総額(2022年9月30日現在) | ¥3,495,904,671,093 |
購入可能な取引所 | CoinCheck(コインチェック) |
レバレッジ取引可能な取引所 | Huobi Japan |
公式ホームページ | https://ripple.com/xrp/ |
リップルでは、2021年にIPOを実施する可能性も示唆されていましたが、結果的に実施されることはありませんでした。
2022年への実施に期待されている状況です。
銀行間送金を低い手数料で実現できるプロジェクトであるリップルは、安定した価格を推移していました。
しかし、2020年の12月23日には、リップル社が米証券取引委員会(SEC)から訴訟されたことを受けて価格が30%以上下落。
市場からの不安の声が相次いで共有されていました。
2021年11月にリップル社のBrad Garlinghouse CEOは取材にて、2022年に判決が下される可能性を示唆しています。
和解や判決の目処が立っていないことから、今後の動向に注目が集まっている状況です。
一時はかなりの不安を見せていたリップルですが、2021年3月から急激に価格が上昇し、一時200円までの急騰を記録。
ここまで大きな上昇は近年になかったので、大きな話題となりましたね。
詳しい情報はリップルの今後の見通しにて解説しているので、是非チェックしてみてください。
【2022年】モナコイン(MONA)の今後の予想
通貨名 | モナコイン (MONA) |
現在レート(2022年9月14日現在) | ¥65.52 |
時価総額(2022年9月14日現在) | ¥4,306,837,740 |
購入可能な取引所 | CoinCheck(コインチェック) |
レバレッジ取引可能な取引所 | Huobi Japan |
公式ホームページ | https://monacoin.org/ |
モナコインは、ビットコインと同じような値動きを見せることで知られています。
半減期も2020年に迎えたこともあって、2021年には大きなイベントは控えておらず、従来どおりビットコインに連れて値上がりしていくと見られていました。
2021年3月には、シンガポールの仮想通貨取引所Bitrueに新規上場した背景やビットコインの上昇による連れ高により、431.78円の高値を更新しています。
しかしその後は伸び悩み、2022年9月現在では65円台まで落ち込んだ状況です。
WEBサービスでの拡張や、取り扱う取引所が増えれば2022年に価格高騰の期待が持てます。
モナコインは小額送金を短時間で行える機能を有しており、今後の発展が期待されるプロジェクトです。
また、日本で最初に作られた、2ちゃんねる発祥のアルトコインという側面を持ちます。日本初であることや2ちゃんねるというファン層を抱えることから、国内では比較的高い認知度を誇っています。
詳しい情報はモナコインの今後の見通しを確認してみてください。
【2022年】ライトコイン(LTC)の今後の予想
通貨名 | ライトコイン(LTC) |
現在レート(2022年9月14日現在) | ¥8,511.60 |
時価総額(2022年9月14日現在) | ¥569,232,059,699 |
購入可能な取引所 | CoinCheck(コインチェック) |
レバレッジ取引可能な取引所 | Huobi Japan |
公式ホームページ | Litecoin - オープンソースP2Pデジタル通貨 |
ライトコインはビットコインから派生する形で誕生しており、ビットコイン の弱点を補強するような立ち回りを見せています。
ビットコインのブロック生成速度が約10分間に一個であるのに対して、ライトコインはこの4分の1ほどの時間でブロックが生成されるため素早い送金が可能です。
2020年にPayPalが仮想通貨領域への参入を表明した際にはビットコインとともに価格が大きく上昇しました。
加えて、年明け早々にリップル社出資のプロジェクトであるFlare Networksが、ライトコインを統合することを明らかにしています。
ライトコインの開発などを手がけるライトコイン財団もこれは素晴らしいニュースだとして期待されているのです。
しかし2022年は同じような目的(送金)で作られた仮想通貨と競合するという懸念から、それほど価格は伸びないのではないかという懸念もあります。
ライトコインに関する詳しい情報はライトコインの今後の見通しを確認してみてください。
【2022年】ネム(XEM)の今後の予想
通貨名 | ネム(XEM) |
現在レート(2022年9月14日現在) | ¥6.15 |
時価総額(2022年9月14日現在) | ¥55,356,808,636 |
購入可能な取引所 | CoinCheck(コインチェック) |
レバレッジ取引可能な取引所 | Huobi Japan |
公式ホームページ | https://nemproject.github.io/nem-docs/pages/ |
ネム(XEM)は2021年の3月にカタパルトアップデートが実装され、ネム(XEM)保有者にはシンボル(XYM)という新しい通貨が配布されました。
日本市場での取引はまだ開始されていませんが、日本人に人気が強かったネム(XEM)なだけにシンボル(XYM)の価格推移は非常に気になりますね。
詳しいネム(XEM)やシンボル(XYM)の最新情報を知りたい方はネム・シンボルの今後の見通しを確認してみてください。
ビットコイン(BTC)/仮想通貨の今後の見通しまとめ
ビットコインは、今後も値上がりしていくのではないかという予想が多いです。
また、利用できるシーンも増えており、生活にも欠かせない通貨として注目の存在です。
今後の可能性が大きく広がっていることから、ビットコインを保有していない方は是非取引を検討してみてください。
初心者の方が仮想通貨を取引するなら、まずはコインチェックの公式サイトをチェックしてみてください。
取り扱い通貨が多く様々な通貨を入手でき、また、スマホアプリもあり取引画面も非常に使いやすいです。
初めて取引する方でもスムーズに始められるでしょう。
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