映画【ちょっと今から仕事辞めてくる】を観て
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結論から言うと本当にいい映画でした。今まで映画を観て泣いたことはなかったのですがこの映画で初めて泣いてしまいました。優しい気持ちになれました。
【物語の紹介】
簡単にこの物語を紹介します。豪華なキャストさんたちです。
登場人物
主人公 青山 隆(工藤阿須賀)さん
命の恩人 山本(福士蒼汰)さん
上司 五十嵐美紀(黒木華)さん
部長 山上守(吉田鋼太郎)さん
この物語は主人公さんが就活でうまく何とか内定をもらって営業マンとして就職するも
かなりのブラック企業で体育会系の上司、パワハラ、セクハラ、三カ月150時間のサービス残業、こんな会社で働く生活を続けてきた青山
夜遅くまで残業し、帰りの駅のホームで主人公は「自分は何のために生きているんだろう?なんのために働いているんだろう?もう楽になりたい」そう考え、近づいてくる電車に身を預けようとした時に突然小学校の同級生山本に命を助けられる。
それから二人は小学生の時を思い出したように買い物カートに乗って遊んだり、仲良くなる中で小学生の時の楽しさを思い出して青山は「あの時死ななくてよかったとホッとした」
山本と出会ってからの青山は生き生きと毎日を過ごし、営業も波に乗り、契約も貰えるようにどんどんいい方向へと変わっていった。
と思っていた矢先の事、同級生からの電話で同級生だと思っていた山本は別人の山本であると知る。青山は山本に尋ねるが曖昧な返事で不信感を抱く、何のために自分に近づいたのか?
また青山を見ていた会社で業績トップの上司五十嵐は
このまま青山が大きな契約を取ってしまったら自分のノルマが上がることを恐れ五十嵐は青山の契約の注文書を書き換え、青山を陥れる。
青山は注文書とは違う発注ミスをしてしまい、また取引先と上司の信頼を失ってしまう。
そのミスから部長にこっぴどく指摘され社員の前で土下座をさせられるほど追い詰められ苦しくなった主人公は二度目の自殺を図る。
屋上で飛び降りようとしていた青山をまたしても山本が引き留める。
二度も詩を引き留められた青山はこれは何かの使命があるのではないかと考え気持ちを切り替え、このままではいけないと感じ仕事を辞めるのを決心する。
ある日の朝、会社に行き「仕事を辞めさせてください」と部長に話すがいつものようにぶち切れられますが、押し切って会社を辞める。
青山はまた新たな人生をスタートさせる。
簡単に物語について紹介しました。
【映画を観る中で考えさせられた】
この映画を観て久しぶりに本当にいい映画を観せてもらいました。
簡単にしか物語を説明しませんでしたが、映画の中での山本が良い人過ぎて、こんな友人がいたらなーと思います。
また山本を引き留めるシーンが印象に残っていてとても感動しました。
この映画を観てとてもやさしい気持ちになりました。
映画のシーンで山本が「お前が居なくなったら誰が悲しむ?」の問いに対して青山が「誰もいない俺が居なくったって誰も困らない」と答える。
「親より先にお前が死んだらお前の家族が悲しむ」そう答えたときに青山がハッとして「俺は家族に何にもできていない」と答えた。
このシーンにとてもぐっと来ました。
この時の青山の気持ちと自分の気持ちを重ねてしまって、自分も家族に何にもしてあげれてないと感じて自分も頑張らないといけないと考えさせられました。
自分を見つめ直すいい映画です!
また映画だけではなく最後のエンディングに流れてくるコブクロの「心」この曲がまた名曲だったので「映画館で見たかったなぁ」と思いました。
ぜひ沢山の方に観てもらいたい作品です。