こんな悩みに答えます。
将来に備えて仮想通貨について調べたり、取引所で色々眺めたりする方もいますよね。仮想通貨の中で柴犬や秋田犬の名前が付いたものを見たことはありませんか?
犬の名前が付いている仮想通貨は「犬コイン」と呼ばれ、価格が安い上にタイミングによって大きく儲けられる可能性があるものです。
一方で暴落するリスクもあるため、犬コインについてしっかり理解する必要があります。
この記事を読むことで、犬コインの知っておくべき内容を完全に理解することができますよ。
仮想通貨業界を賑わす犬コインとは?
「犬コイン」とは、犬をモチーフにした仮想通貨のことです。代表的なものにドージコイン・柴犬コイン・秋田犬コインなどがあり、数も豊富にあります。
仮想通貨について調べたり扱ったりする際、「犬コイン」という言葉を聞くときはありませんか?実は犬コインは仮想通貨の中でもブームになっている存在です。
犬コインは価格が安いため、比較的入手しやすくなっています。またイーロン・マスク氏をはじめ著名人の発言で大きく値を上げた過去もある分、突然大儲けできる性質も特徴です。
仮想通貨犬コインの特徴4つ
仮想通貨犬コインの話を聞くと、「やたらと犬の名前が出てくるもの」「ともかく稼ぎやすいもの」といったイメージもありますよね。実際に犬コインを使って稼ぐには、特徴をきちんと把握しておくことが大切です。
犬コインの特徴として、以下の4点が挙げられます。
犬をモチーフにしたミームコイン
犬コインとは、名前の通り犬をモチーフにしたミームコインです。「ミーム」とは、インターネットのスラングで「ネタ」や「物まね」を意味します。
そして犬コインは基本的に特定の仮想通貨を模倣して作ったジョーク的な通貨です。例えば犬コインの代表であるドージコインは、ビットコインを模倣して生み出されました。
ただし当初ジョークのつもりで生み出された犬コインも、中にはトップクラスの時価総額ランキングを記録するものもあります。ドージコインは2022年8月時点で10位で、数千種類ある仮想通貨でも極めて上位です。
種類が多く日本人になじみの犬種がモチーフのもの
また仮想通貨犬コインには様々な種類があります。後で触れていく主なものだけでも9種類にも上るほどです。ベビードージコインのような亜種と言える存在まで含めれば数え切れません。
そして犬コインには、日本人にとってなじみ深い犬種をモチーフにしているものもあります。秋田犬・三州犬・紀州犬・土佐犬などに由来した仮想通貨が代表的です。
名前からしてなじみのある通貨があれば、親しみを持って扱えるでしょう。
価格が安い「草コイン」
仮想通貨犬コインの大きな特徴の1つが、価格の安い「草コイン」という点。「草コイン」とは仮想通貨業界の用語で、価格に加えて知名度や時価総額が低い通貨を指します。
犬コインで最も有名なドージコインでさえ1枚10円程度の価格です(2022年8月時点)。中には小数点第10位といった驚くほど安い価格で扱われているものもあるため、ワンコインで多く購入できます。
次の項目で触れるように価格の上昇や高騰の機会も多いため、大儲けする準備段階として確保しておくのも1つの手です。
価格上昇・高騰する機会が多い
価格上昇や高騰の機会が多い点も、仮想通貨犬コインを語る上で欠かせません。ユーザーもビットコインやイーサリアムに比べて知名度の低さやユーザーの少なさが目立つため、ある日突然高騰することもあります。
いきなり高騰すれば大きく稼げるチャンスもあるでしょう。仮想通貨を扱う際、夢の持てる種類の通貨とも言えます。
注意ポイント
ただし値動きの幅が非常に大きい性質もあるため、高騰の一方で暴落するケースも少なくありません。犬コインを扱う際は、いきなり大金を投じないなど慎重な態度も必要です。
仮想通貨犬コインの主な一覧9種類を取引所とともに紹介!
仮想通貨犬コインには様々な種類があるため、予備知識なしで探したり買ったりするのは大変です。犬コインの中でも特に代表的だったり将来性が高かったりする9種類をご紹介します。
- ドージコイン(Dogecoin/DOGE)
- 柴犬コイン(SHIBA INU/SHIB)
- 秋田犬コイン(Akita Inu/AKITA)
- 紀州犬コイン(Kishu Inu/KISHU)
- 三州犬コイン(Sansyu Inu/SANSHU)
- 甲斐犬コイン(Kaiken Inu/KAIECO)
- 埼玉犬コイン(Saitama/SAITAMA)
- シブヤイヌコイン(SHIBUYA INU)
- アフロ・ムーン・ドッグ(Afro Moon Dog/AMD)
ドージコイン(Dogecoin/DOGE)
(ドージコイン公式サイトより)
シンボル | DOGE |
価格(2022.5.27現在) | 9.88円 |
時価総額(2022.5.27現在) | 約1.3兆円(10位) |
発行枚数 | 無制限 |
流通枚数(2022.5.27現在) | 約1,326億枚 |
ドージコインは犬コインを代表する仮想通貨です。犬コインの元祖でもあり、ビットコインのミームコインとして生み出されました。なお「ドージ」は「dog」のスラングで、モチーフも大人気の柴犬「かぼすちゃん」です。
2013年に誕生して長らく価格が伸び悩んでいたものの、2017年の仮想通貨ブームや2021年のイーロン発言によって価格が上がってきました。時価総額も犬コインでトップクラスであるとともに、10位と非常に高いです。
ドージコインはバイナンス・Gate.io・バイビット・Krakenなど大手の取引所で購入できます。また決済スピードの速さやオンラインショップでの決済が可能な点も魅力です。
柴犬コイン(SHIBA INU/SHIB)
(柴犬コイン公式サイトより)
シンボル | SHIB |
価格(2022.5.27現在) | 0.001335円 |
時価総額(2022.5.27現在) | 約732億円(16位) |
発行枚数 | 無制限 |
流通枚数(2022.5.27現在) | 約590兆枚 |
柴犬コインはドージコインから着想を得て開発された仮想通貨です。2020年8月に生まれた通貨で、2021年11月にはイーロン・マスク氏の発言を受けて大きく価格が上昇しています。なお時価総額ランキングも16位と高めです。
ポイント
価格も2022年5月末時点で0.001335円で、ドージコインに比べて比較的安い点が売りになっています。また現在取引できないものの独自に分散型取引所もあり、3種類のトークンやNFTを発行している点も大きな特徴です。
柴犬コインもバイナンス・Gate.io・バイビット・Krakenといった世界的に大手の取引所で扱われています。価格が非常に安いため、便利に購入できるでしょう。
秋田犬コイン(Akita Inu/AKITA)
(秋田犬コイン公式サイトより)
シンボル | AKITA |
価格(2022.5.27現在) | 0.0000337円 |
時価総額(2022.5.27現在) | 約34億円(3,035位) |
発行枚数 | 100兆枚 |
流通枚数(2022.5.27現在) | データなし |
秋田犬コインは名前の通り、秋田犬をモチーフにした犬コインです。加えて過去にイーロン・マスク氏とドージコインが並んでいる公式サイトが存在したことでも知られています。
ポイント
AKITAネットワーク財団が生み出したドージコインのミームコインで、通貨自体にバーン機能が搭載されているのが特徴です。流通量が次第に減っていく分、1枚当たりの価値が向上するようになっています。
また運営している財団に6万人以上の投資家が集っているため、長期的に価格が一定程度維持される可能性が高いです。なおコミュニティは非中央集権的で、集った投資家たちの意思が反映されるようになっています。
秋田犬コインはGate.io・Uniswap・Bitmartなどで購入可能です。バイナンスには上場していないものの、大手取引所に並んでいます。今後バイナンスに上場すれば、より価格は上昇するでしょう。
紀州犬コイン(Kishu Inu/KISHU)
(紀州犬コイン公式サイトより)
シンボル | KISHU |
価格(2022.5.27現在) | 0.0000000694円 |
時価総額(2022.5.27現在) | 約67億円(2,914位) |
発行枚数 | 10京枚 |
流通枚数(2022.5.27現在) | 9.68京枚 |
紀州犬コインは2021年4月に開発された比較的新しい犬コインです。わずか1年程度で70億円近くの時価総額を出すほどに成長しています。
ポイント
ファンコミュニティが運営しており、稼ぎやすさやガバナンス投票での意見の通りやすさが評判です。加えて元サッカー選手のロナウジーニョ氏が公式アンバサダーとして熱烈に支持している点でも話題になっています。
他にも独自の取引所Kishu SwapやNFTマーケットも運営しているため、今後仮想通貨やNFTが注目されれば価格上昇の可能性も高いです。Gate.io・Uniswap・Bitmartなど大手取引所にも上場しており、勢いがあります。
三州犬コイン(Sansyu Inu/SANSHU)
(三州犬コイン公式サイトより)
シンボル | SANSHU |
価格(2022.5.27現在) | 0.000000006733円 |
時価総額(2022.5.27現在) | 約25億円(5,183位) |
発行枚数 | 10京枚 |
流通枚数(2022.5.27現在) | データなし |
三州犬コインは、愛知県三河地方で生まれた絶滅危惧種の三州犬がモチーフです。2021年に誕生した仮想通貨であるため、比較的新しい部類に入ります。
ポイント
イールドファーミング用のプラットフォームを開設しているのが特徴です。他の仮想通貨とのペアで貸し出したり預けたりすることで金利や手数料を得られます。ちなみにガバナンストークン「MFUND」がもらえる点も魅力です。
上場している取引所は5種類と少ないものの、すでにUniswapやLBankにも進出しています。今後の成長が期待できる銘柄です。
甲斐犬コイン(Kaiken Inu/KAIECO)
シンボル | KAIECO |
価格(2022.2.9現在) | 0.000001052円 |
甲斐犬コインは甲斐犬をモチーフにした仮想通貨です。ステーキングプール・ゲーム・NFTのマーケットプレイスなども備えており、通貨を楽しく増やせる仕掛けが色々と揃っています。
すでにPancake SwapやUniswapに上場しており、今後が楽しみな仮想通貨と言えるでしょう。
埼玉犬コイン(Saitama/SAITAMA)
(埼玉犬コイン公式サイトより)
シンボル | SAITAMA |
価格(2022.5.27現在) | 0.0000004663円 |
時価総額(2022.5.27現在) | 1,311,222,558,775(2,887位) |
発行枚数 | 10京枚 |
流通枚数(2022.5.27現在) | 4.46京枚 |
埼玉犬コインは架空の犬種・埼玉犬がモチーフで、公式サイトにも犬の毛皮を被った人のデザインが掲載されています。なお運営主体は埼玉犬ブロックチェーンコミュニティです。
バーン機能やステーキング報酬も搭載しているため、持っているだけで自然と価値が上がる点で魅力になっています。Gate.io・Uniswap・Bitmartなど大手の分散型取引所に上場している点でも今後への期待も高いでしょう。
シブヤイヌコイン(SHIBUYA INU/INU)
(シブヤイヌコイン公式サイトより)
シンボル | INU |
価格(2022.5.27現在) | 0.008842568469円 |
時価総額(2022.5.27現在) | データなし |
発行枚数 | 10兆枚 |
流通枚数(2022.5.27現在) | 約5,99兆枚 |
シブヤイヌコインは2021年7月に誕生した仮想通貨です。最大の特徴がユーザーが自らの操作でコインをバーンできる点で、すでに全体の40%以上がバーン済みになっています。
ポイント
バーンのスピードが非常に速いため、価格の伸び幅が非常に大きい点で魅力的です。加えて2022年3月に独自のメタバースプラットフォームをローンチしたこともあり、高い話題性と将来性を持っています。
取引所は現時点でBIT STABLESのみです。ただ知名度が高くなったりメタバースが注目されたりする中で、上場先が増えていくことが予想されます。
アフロ・ムーン・ドッグ(Afro Moon Dog/AMD)
(アフロ・ムーン・ドッグ公式サイトより)
シンボル | AMD |
価格(2022.5.27現在) | 0.00000001472156円 |
時価総額(2022.5.27現在) | 約1,472万円(ランキングデータなし) |
発行枚数 | 1,000兆枚 |
流通枚数(2022.5.27現在) | 1,000兆枚 |
アフロ・ムーン・ドッグは、捨て犬や犬の殺処分をなくすプロジェクトが発行している仮想通貨です。価格は極めて安いとともに、UniswapやPancake Swapといった大手取引所で購入できます。
メタバースプラットフォームや流動性マイニング用のプールも備えているため、メタバース関係で値が上がったり流動性の提供を通じて稼げる点もポイントです。
仮想通貨犬コインの買い方・購入方法3ステップ
仮想通貨犬コインは将来性が高かったり価格が安かったりするため、購入方法や流れはぜひ知っておきたいですよね。犬コインを買う場合、以下の流れで進めていきます。
ビットコインなどを国内の仮想通貨取引所で交換
(コインチェック公式サイトより)
犬コインを購入するには、先に国内の仮想通貨取引所でビットコインなどを買うことが欠かせません。2022年5月現在、犬コインを扱っている国内取引所がないためです。
ポイント
最初にビットコインなどを買った後、海外の取引所で交換する流れになります。なお国内の仮想通貨取引所を利用するには、コインチェックなどの口座開設が必要です。
口座を開設したら日本円を入金し、欲しい通貨を選びます。購入する量を選んで取引ボタンを押せば完了です。
\ 国内ダウンロード数No.1/
欲しい犬コインを扱う海外取引所に送金
(バイナンス公式サイトより)
国内の取引所で仮想通貨を購入したら、海外の取引所に送金します。欲しい犬コインの種類によって購入できる取引所が異なるため、事前に調べておくべきです。また海外の取引所も事前の口座開設が欠かせません。
海外の取引所に送金する際、まず送り先の取引所の入金アドレスをコピーします。次に国内取引所のウォレットを開き、出金画面に貼り付けましょう。
さらに送りたい通貨の種類を選び、送金額を入金します。手数料を確認した後でボタンを押せば送金完了です。
\ 海外仮想通貨取引所「取引量No.1」/
海外取引所で欲しい犬コインと交換
(バイナンス公式サイトより)
送金が済んだ後は、各海外取引所にて犬コインと交換しましょう。基本的にはトレード画面を開いて、送った通貨を欲しい種類の犬コインに交換する流れです。
場合によってはウォレットの読み込みが必要になるため、メタマスクを準備しておくと良いでしょう。交換の際も通貨の種類を選択して、購入額を入力後に購入ボタンを押せば完了です。
なお手数料が発生する場合もあるため、仮想通貨の一部は手元に残しておくようにします。
USDTへの交換が必要な場合もある
取引所や欲しい犬コインの種類によっては、一度USDTに交換することになる点は注意すべきです。交換の際に欲しい通貨が表示されない場合は、USDTの交換を試してみましょう。
ちなみにUSDTはステーブルコインの一種で、アメリカドルに準拠して変動します。
仮想通貨犬コインの価格が上昇するタイミングはいつ?
仮想通貨犬コインで資産運用を考える際、価格が上がるチャンスは確実に掴みたいですよね。犬コインの価格が上がるタイミングに、以下のようなものがあります。
著名人による発言があったとき
まず著名人による発言があった場合です。犬コインは変動性が非常に高いため、著名人が犬コインについてポジティブな発言を行った際に価格が大きく上昇します。
具体的には犬コインの所有や取り扱いに関する発言があった場合です。SNSを使って発言されるケースが多いため、SNSアカウントがある場合はまめにチェックすると良いでしょう。
テスラCEOイーロン・マスク氏の発言は要注目
著名人の中でも特にテスラのCEOであるイーロン・マスク氏の発言は要注目です。犬コインは過去に何度かイーロン氏の発言を受けて高騰したことがあります。
有名なタイミングが2021年5月と11月で、彼がドージコインや柴犬コインに関する発言をした途端、両方とも高騰しました。今後も彼が犬コインについて発言する可能性は十分あるため、しっかりアンテナを張っておくべきです。
犬系コインの中で急騰が見られた場合
また犬系コインの中で急騰が見られた場合も価格が上昇します。犬コインはほとんどがドージコインの模倣として作られているためです。つまり性質や仕組みが非常に似通っています。
上記のイーロン氏の発言でドージコインや柴犬コインが高騰した際も、他の犬コインがつられて上昇したほどです。自分の持っていない犬コインにまつわるニュースも日頃からチェックしておくと良いでしょう。
仮想通貨市場全体が好調なとき
もちろん仮想通貨市場全体が好調になっている場合も犬コインは上昇します。犬コインも含め多くの通貨がビットコインの動きに連動するためです。
ポイント
2022年現在、仮想通貨市場が全面的に冷え込んでいるために各通貨の価格が下がっています。しかし逆に考えれば市場が盛り上がれば価格が上昇する可能性は高いです。
今後も様々な要因で仮想通貨市場が活況を呈するタイミングがやってきます。犬コインも上昇する要素を数多く持っているため、市場全体の動向も注視してみてください。
まとめ
今回は仮想通貨業界でブームになっている犬コインについて色々と見てきました。基本的に価格が安いとともに、何らかのきっかけで価格が大きく上がったり下がったりする性格を持っています。
ポイント
中には大手取引所に上場したり高額な時価総額を記録したりするものもあるため、注目する価値は大きいです。加えて著名人の発言などをきっかけに大きく値を上げる分、大儲けできる機会もあります。
一方で暴落の危険性はあるものの、リスクを理解した上で扱えばうまく活用できるでしょう。欲しい犬コインを決めてから取引してはいかがでしょうか。